熊本県で、地元の名物や食材を生かした惣菜の製造を手がけるイケダ食品株式会社。佃煮など日持ちする商品の製造を中心としてきた同社では、商品ラインナップの新たな柱として冷凍食品に着目し、アートロックフリーザーを導入しました。導入後は、従来の冷凍方法では品質面に課題があった商品にも対応できるようになり、自社商品とOEM商品を合わせて約10〜13品を展開。全国の福祉施設向けの商品など、活用の幅を広げています。商品開発部 部長の藤好飛鳥様に、導入背景や活用方法などを伺いました。
ーーーーアートロックフリーザーを導入したきっかけを教えてください。
コロナ禍のころから冷凍食品に注目し、商品ラインナップの新たな柱として冷凍商品を展開していきたいと考えたことがきっかけです。現在は自社商品に加え、OEM製造にも活用していますが、導入当初は、まず自社の冷凍商品を開発・製造することを主な目的としていました。
ーーーーどのような商品に冷凍を活用されていますか。
弊社ではもともと、佃煮など日持ちする商品を中心に製造していますが、日持ちしにくい惣菜も冷凍で製造するようになりました。例えば、薄味の煮物や、添加物をなるべく使用しない商品などです。
現在は業務用商品が中心で、1パック500gや1kg単位で製造しています。ある程度厚みのある状態で冷凍するため、凍結には2時間ほどかかりますが、緩慢冷凍と比べると時間が大幅に短縮されました。

ーーーー導入前と比べて、品質面で変化を感じることはありますか。
凍結にかかる時間が短くなったことと、品質課題の改善です。以前から一部製品を緩慢冷凍していましたが、箱詰めした状態では十分に凍らないことがあり、品質面で課題がありました。
アートロックを導入してからは、品質上問題ないと判断できる商品が増えてきています。介護福祉施設向けの食品など、なるべく添加物を使用せず、素材の味を生かした薄味の惣菜も、冷凍で展開できるようになりました。もともと冷凍していた商品についても品質が向上し、冷凍で扱う商品が増加。現在は、自社ブランド商品とOEM商品を合わせて、10〜13品ほどを製造しています。

ーーーー現在の製造体制について教えてください。
製造は週3回ほどで、1日あたり100〜150kgをつくっています。製造した商品は段ボールに詰め、施設内の冷凍庫で保管。OEM商品は受注生産が基本で、注文を受けて製造し、完成したら出荷します。一方、自社商品は在庫を確保しておき、ご注文に応じて出荷する形です。当社のように、ある程度まとまった量を製造する体制において、アートロックの凍結スピードや処理量は適していたと感じています。


ーーーー導入時、デイブレイクを選んだ決め手は何でしたか。
冷凍機の性能評価は勿論ですが、開発支援や他企業とのジョイント情報など幅広い提案力も高く評価させていただきました。多岐にわたるご支援のおかげで、これまで以上の高品質なカレーなどのOEM製造に繋がり、新たな商品づくりと販路拡大に貢献いただいております。
ーーーー今後、冷凍商品の展開をどのように広げていきたいですか。
冷凍で流通させる商品を増やして、事業の柱の一つにしていきたいと考えています。冷凍技術があることで、品質を保ちながら遠方のお客様にも商品を届けられ、これまで距離や品質面の課題から対応が難しかったご依頼にも応えられるようになりました。そうした強みを生かして、ニーズに応えられる商品づくりを進めていきたいです。
導入当初は自社商品づくりが主な目的でしたが、現在はOEM商品も含めて活用の幅が広がり、冷凍機を使う頻度も増えています。これからも品質を大切にしながら商品のラインナップを広げ、新しいお客様とのつながりも増やしていけたらと考えています。

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