北海道産素材にこだわり、揚げたての美味しさを届けるフライドポテト専門店「アソンブロッソ!」。北海道を拠点に店舗やキッチンカーを展開し、現在はフランチャイズ(FC)やパートナーショップを通じて全国へとブランドを広げています。その事業拡大の一端を担うのが、アートロックフリーザーです。従来の急速冷凍機では限られていた製造量を大幅に増やし、1日最大300kgのポテトを凍結できる体制を構築。冷凍ポテトの供給力が高まったことで、新たな販路にも挑戦できるようになりました。冷凍導入の背景や、素材へのこだわり、ブランドを大切にした事業展開について伺いました。
ーーーーアートロックフリーザーの導入背景を教えてください。
「アソンブロッソ!」は、北海道のジャガイモを使用したフライドポテトの専門店として、店舗やキッチンカーを展開しています。以前は小型の急速冷凍機を使っていましたが、これから販路を広げていこうと考えたときに、どうしても製造量の限界がありました。もっとたくさんポテトを作るために、冷凍処理能力の高い機械を探して、アートロックを導入しました。現在は、ジャガイモをカットして一度揚げ、熱を取ってから冷凍しています。製造したポテトは冷凍ストッカーで保管し、キッチンカーや卸先からの発注に応じて発送。全体の7割ほどは冷凍で流通しています。

ーーーーアートロックを導入して、どのような変化がありましたか。
一番の成果は製造量を増やせたことです。以前の機械では、1日に100kgほどしか冷凍できませんでした。また、冷凍を繰り返すことで庫内の温度が上がって冷えにくくなったり、凍結時間を延長したりする必要がありました。
現在は、多い日で1日300kg冷凍できるようになり、およそ3倍のポテトを製造しています。冷凍機は1日5~6時間ほど稼働しており、凍結時間はだいたい30分弱。繰り返し凍結するともう少し時間がかかることもありますが、以前に比べて効率はかなり良くなりました。ポテトの状態も、芯までしっかり凍り、以前より良くなったと感じています。
「アソンブロッソ!」は北海道の食材を使うことを大切にしており、気になる生産者さんがいれば、実際に自分たちで足を運んで会いに行きます。生産者さんが育てた野菜の美味しさをそのまま届けるという部分でも、アートロックが良い働きをしてくれていると感じます。

ーーーー製造量が増えたことで、FCなど販売先にも変化がありましたか。
キッチンカーのFCでは、各地のオーナーさんに、私たちが製造した冷凍ポテトを発送し、現地で揚げてお客様に提供してもらいます。以前は、FCを増やしたくても供給義務を果たせないという課題がありました。アートロックを導入して製造量を増やせたことで、東京と名古屋の2店舗から始まったFC先を本格的に増やせるようになりました。
FCの研修では、実際に工場を訪れて、私たちがどんな素材を選び、どんな風にポテトを届けているのかを知ってもらいます。アソンブロッソ!のものづくりやブランドへの理解を深めたオーナーさんたちが、地域の食材を使ったソースなどを考案。軸を共有しながら、地域ごとの個性は自由に表現してもらう形で、FC展開を広げています。

FCだけではなく、「パートナーショップ」という形での展開も進めています。例えば旭山動物園や、京都のお肉屋さんなど、私たちのポテトを店舗のメニューとして提供してくださっているところがあります。単純に業務用のポテトを卸すのではなく、「アソンブロッソ!」のブランドとして提供していただく形です。「うちのポテトを使ってください」と営業すれば短期的には売上になるかもしれませんが、私たちはブランドを守りながら、一緒にやってくださるところと組んでいきたい。だから「パートナーショップ」と呼んでいます。冷凍によって供給力を高められたことで、こうした形で全国に仲間を増やしていけるようになりました。
ーーーーポテト以外の商品にも冷凍は活用されていますか。
北海道産のさつまいもを使った「さつまいものキャラメリゼ」など、ポテト以外の商品にも冷凍を活用しています。北海道のさつまいもはまだ生産量が少なく、とても貴重な食材です。揚げたさつまいもに手作りの蜜を絡めて凍結。冷凍のまま食べればアイスのような濃厚な味わいに、5分ほど解凍すると半解凍の食感を楽しめます。


また、ヴィーガン・グルテンフリーのカップケーキも冷凍しています。保存料などをできるだけ使わず、素材にこだわった商品を届けるうえでも、冷凍は相性が良いと思っています。私自身、数年前に体調を崩したことをきっかけに、食生活を意識するようになりました。ヴィーガンやグルテンフリーのケーキは、食べたくてもあまり流通していません。冷凍なら自宅にストックしておいて、食べたいときに楽しめます。

ーーーー今後冷凍を活用して挑戦したいことを教えてください。
ポテトについては、さらに製造量を増やし、スイーツでは、ヴィーガンやグルテンフリーのマフィン、ケーキなどの商品を広げていきたいです。生産者さんが大切に育てた野菜の美味しさや、私たちがこだわって作った商品を、もっと多くの人に届けていくめに、ただ販売先を増やすのではなく、想いを共有してくれる仲間を増やしていきたいと考えています。
デイブレイクさんは担当の方がついてくれて、困ったときにすぐ相談できるフォロー体制があるので、とても助かります。これからも冷凍技術を活用しながら、素材の美味しさと私たちのこだわりを守り、本当に美味しいポテトやスイーツを届けていきます。
滋賀県で老舗日本料理店「近江懐石 清元」を営む有限会社清元楼。高品質な料理を届けるため、ギフト商品の開発を目的にアートロックフリーザーを導入しました。現在は、お歳暮向けの鴨鍋セットやおせち料理、とれる時期が限られる琵琶湖 […]
熊本県上天草市で半世紀にわたり養殖業を営む株式会社天草海産。「天草とらふぐ」を主力に、海水で育てる希少な「天草藍うなぎ」や「黄金ヒラメ」など、独自の養殖に取り組んでいます。同社の特徴は、魚を育てるだけでなく、出荷先のニー […]
熊本県で、地元の名物や食材を生かした惣菜の製造を手がけるイケダ食品株式会社。佃煮など日持ちする商品の製造を中心としてきた同社では、商品ラインナップの新たな柱として冷凍食品に着目し、アートロックフリーザーを導入しました。導 […]