2025.11.18 プレスリリース

デイブレイクと双日食料が推進する「冷凍寿司の海外展開」が2025年度「食品産業技術功労賞 国際部門」を受賞

冷凍寿司を世界へ。社会課題への貢献性と新市場開拓の可能性が評価

特殊冷凍テクノロジーの製品企画・開発および高品質冷凍商品のプラットフォーム運営を行うデイブレイク株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:木下昌之)は、双日食料株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小泉 豊、以下 双日食料)と共同で推進する冷凍寿司の海外輸出の取り組みが、「第55回食品産業技術功労賞 国際部門」(主催:食品産業新聞社)を受賞したことをお知らせいたします。

受賞概要

  • 賞名:第55回 食品産業技術功労賞 国際部門
  • 受賞内容:冷凍寿司の海外展開

「冷凍寿司の海外展開」の受賞理由

寿司の世界市場は著しく拡大を続けている一方で、食品業界では人手不足や食品ロス、物流制約といった社会課題が深刻化し、寿司需要の高まりに対して寿司を供給できない状況が続いています。デイブレイクと双日食料は、これらの社会課題の解決と新市場の開拓を同時に成し得る冷凍寿司の可能性に着目し、2025年10月に冷凍寿司の開発/製造/流通に関する業務提携を締結(※)。双方の強みを活かして、冷凍寿司の海外展開を推進しています。食品業界が抱える課題解決に貢献しつつ、日本食の価値を世界に発信する冷凍寿司の社会的意義と将来性が高く評価され、この度の受賞に至りました。

(※)双日食料とデイブレイク、冷凍寿司の開発/製造/流通に関する業務提携を締結

デイブレイクと双日食料が手がける冷凍寿司は、高度な冷凍技術と独自レシピの融合により、海外輸出を見据えて開発された冷凍寿司です。「高品質」と「環境変化に強い安定性」を兼ね揃え、長期間の海上輸送など、温度変動リスクの高い環境でも品質を維持。寿司の解凍方法の中でも最も難易度が高いとされる冷蔵解凍が可能で、冷蔵庫に移すだけというシンプルな工程で職人の味を再現します。すでにアメリカでの輸出実績を持ち、現地市場でも高い評価を獲得しています。

デイブレイクと双日食料は、今回の受賞を一つの通過点として、冷凍寿司の流通拡大と食品業界の課題解決を目指し、国内外での展開をさらに加速させてまいります。

第55回 食品産業技術功労賞授賞式(左:双日食料株式会社 代表取締役社長 小泉 豊氏、右:デイブレイク株式会社 副社長 片山良宏)

デイブレイク株式会社 副社長 片山良宏コメント

このたび、このような名誉ある賞をいただけたことを大変光栄に思います。冷凍寿司の海外展開に共に取り組んでくださっている双日食料様をはじめ、日頃よりご支援いただいている関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。冷凍技術そのものだけでなく、その技術を活用して生まれた高品質な冷凍食品「冷凍寿司」が、一つのソリューションとして食品業界の課題解決に貢献できることを、このたびの受賞により示していただいたと感じています。今後も研究と挑戦を重ね、特殊冷凍機販売事業と食品流通事業の両輪で食品業界のあらゆる課題解決に取り組み、ミッションである「作り手から食べ手までのより良い未来を創造する」の実現を目指してまいります。