特殊冷凍テクノロジーの製品企画・開発と高品質冷凍商品のプラットフォームを運営するデイブレイク株式会社は、冷凍食品の品質保持に適した低温冷凍ストッカー「ARTLOCK BOX(アートロック ボックス)」を新たに発売します。提供開始の2025年7月に先駆け、本日6月2日より予約受付を開始しました。
デイブレイクは、特殊冷凍技術によって、これまで困難とされていた食品の冷凍を可能にするとともに、従来を上回る高品質な冷凍食品を生み出してきました。しかし、冷凍食品の品質を長期間保つためには、優れた冷凍技術のみならず「保管」も極めて重要です。特に、素材や見栄えにこだわった高品質な冷凍食品は、保管方法を最適化しなければ本来の価値が損なわれるリスクがあります。
冷凍食品の品質保持には、低温を一定に保つことが必要です。一般的な冷凍庫の場合、霜取り運転時(デフロスト)に庫内の温度が上昇し、品質劣化の原因となることがあります。また、冷凍庫の温度設定は-20℃前後が一般的ですが、長期間の保管には、さらに低温の-25℃〜-30℃(※1)が望ましいとされています。この度発売する「アートロック ボックス」は、-30℃の低温を安定的にキープ。冷凍食品の品質劣化を最小限に抑えることが可能です。
(※1)保管期間や食品によって適した温度は異なります。
低温冷凍ストッカ―「ARTLOCK BOX(アートロック ボックス)」の主な特徴は次の3つです。
・霜取り運転(デフロスト)なしで温度上昇を防止
一般的な冷凍庫では、霜取り運転中に庫内温度が最大10℃程上昇することがあります。「アートロック ボックス」はこの霜取り運転を行わず、常に安定した低温環境を維持します。
・-30℃の定温保管が可能
一般的な業務用冷凍庫(-20℃前後)よりも低温な-30℃での保管に対応。素材や見栄えにこだわって生み出された高品質な冷凍食品の長期保管に適しています。
・省スペースに設置できる縦型モデル
特殊冷凍機「アートロック フリーザー」の導入は、主要業界の飲食業や食品製造業のほか、2024年には小売・サービス業(ホテル・旅館)など多業種へと広がりを見せました(※2)。こうした現場の多様なニーズを受け、設置場所を選ばないコンパクトな縦型設計を採用。厨房機器との並列設置や狭小スペースでの活用にも対応します。
(※2)導入実績から振り返る2024年の特殊冷凍の活用動向レポートを公開
デイブレイクは、特殊冷凍機「アートロックフリーザー」に加えて低温冷凍ストッカ―「アートロック ボックス」を新たに開発したことで、凍結から保管まで一貫して支える設備を提供できる体制を整えました。さらに、設備のみならず、長年蓄積してきた研究データに基づくレシピ開発や、解凍工程の最適化といったノウハウも提供することで、事業者の冷凍ビジネスの立ち上げから成功までを支援します。
デイブレイクは、引き続き特殊冷凍ソリューションを通じて、食品業界が抱える課題解決や市場の成長に貢献するとともに、食の新たな可能性を開拓してまいります。
「アートロックフリーザー」は、デイブレイクの食材研究データを踏襲し、独自に開発した特殊冷凍機です。2021年10月の発売以降、導入先は約700社を越え、多くの食品事業者に支持されています。一般的な冷凍の場合、細胞内の水分が氷に変わるときに細胞が損傷。特殊冷凍は、急速かつ均一に凍結することで氷結晶が小さく生成され、細胞の損傷を減らし、うまみ成分の流出を防ぎます。さらに、冷風の循環に技術が加わり、食品に与えるダメージを低減。素材本来の風味や食感を保ち、調理済みの食品も、できたての味を再現します。「アートロックフリーザー」は、これまで難しいとされていた食品の冷凍を可能にするとともに、従来を上回る高品質な冷凍食品を生み出しています。
冷凍技術の最前線や業界の最新事例、デイブレイクの取り組みを毎週お届け 本日 6月2日(月) より、デイブレイク公式ラジオ番組「デイブレイクボイス」のPodcast配信を開始しました! Podcast「デイブレイクボイス」 […]
本日6/2から予約受付開始 特殊冷凍テクノロジーの製品企画・開発と高品質冷凍商品のプラットフォームを運営するデイブレイク株式会社は、冷凍食品の品質保持に適した低温冷凍ストッカー「ARTLOCK BOX(アートロック ボッ […]
アートロックフリーザー展示のほか、海外輸出を進める冷凍寿司を披露。特殊冷凍機販売と食品流通の両面からグローバル展開を加速 特殊冷凍テクノロジーの製品企画・開発と高品質冷凍商品のプラットフォームを運営するデイブレイク株式会 […]